レヴルのPOG日記

競馬のPOG日記

レースで本領を発揮するタイプとウーリリ

 
 
 

先週の毎日杯ではウィキウィキの仔で

マカヒキの弟ウーリリが新馬戦からの重賞挑戦で

2着と賞金を加算した

 

レース前ではウーリリはポリトラックなどで調教を行ってきたようで

新馬からの重賞挑戦に調教条件もあり人気馬ながら多くのファンに不安視されていた

 

しかしながら僕レヴルはウーリリは間違いなく好走するという結論に達していた

Twitterの引用を試みたが鍵付きのため引用できず控えるが「今週は毎日杯のウーリリ全力激応援!」と呟いていた

 

走るサラブレッドは調教に関しておおよそ2タイプいると思う

A「調教で良く走りレースでもその通り走る馬」と

B「調教ではあまり走らないが実践のレースでパフォーマンスを上げていく馬」

どちらかと言えばウーリリは後者のBに当たるだろう

 

近年の大手生産ファームの早期育成プロジェクトなどで競走馬たちは年々Aタイプに近づいていっているように思う

調教とレースの結果が繋がるレースが増えているように思うし1歳や2歳の早くから乗り込むことで調教で走る馬が増えている印象だ

 

しかしながら僕の名馬観は調教であまり走らず本番のレースでパフォーマンスを上げられる馬こそが往年の世界で戦える名馬たちの印象を持っている

 

☆調教に詳しい方はより色んな事が分かると思うので他意はありません

 

さながらG1という大舞台でそれができる馬たちは

他の馬たちより秀でて「賢い馬」なのである

馬が自分でこれはレースじゃない、これは本番だと分かれば無駄な力を使うことなくレースで素晴らしい走りができるのだ

 

僕は馬体でPOGに参加しているのだが

ウーリリのPOG馬体写真はお世辞にも良い馬体とは思わなかった

ワグネリアンの弟カントルも同じでこの2頭はほぼ同等の評価としていた

ウーリリの馬体はこじんまりとしていてとてもクラシックへ辿り着けるものとは思えなかった

 

しかしそれを覆す衝撃と瞬間があった

それが「ウーリリの新馬戦」だった

僕はチェックした血統馬の馬体はまずまず記憶しているのだが新馬戦の勝利という結果と馬体の印象が全く一致しなかったのだ

そこでバーーン!と衝撃を受けてウーリリへの印象が180度変わった

長年多くの馬の馬体を見てきて走る馬は大体分かってきていると思っているがウーリリが走ることを「新馬戦で確信」したのである

 

毎日杯の好走データで新馬戦からの好走歴はこれまでほとんどと言っていいほどなかった

それをポリ調教も半ばに本番のハイパフォーマンスで覆し2着に入着したのがこの可愛くて強いウーリリなのである

 

僕がかつてのブログで口酸っぱく言ってきた

「素晴らしい馬ほどデータ・ジンクスをブレイクしてくるものだよ」

これが再度再現された結果となった

 

毎日杯で驚く走りを魅せたウーリリ

素晴らしいポテンシャルを秘めている

これからのさらなる成長に期待したい