名牝ダノンファンタジー
いよいよ明日は桜花賞
この馬を本当に高く評価している
馬体も素晴らしいしここまで文句なしの臨戦過程
最強の乙女が1戦ずつ結果を出しながらここまで成長してきたのだ
この数日Twitterでもこう呟いていた
「桜花賞、ダノンファンタジーはやっぱり素晴らしい馬 連勝馬の評価と価値が最近どんどん薄くなってる気がする スプリンターみたいな評価が多いけど普通の分析なら スプリンタータイプならファンタジーSを勝ってジュベナイルも 勝つことがいかに難しいか分かると思うんだよね どの馬も未達成だった」
「強いとか速いとかじゃない 魅かれる馬だね」
「そんでねえ、PO馬だから覚えてるけど ダノンファンタジーは当初ファンタジーS使いたくなかったけど 川田騎手が騎乗停止か何かで乗れなくて変更したんだよね ファンタジーSを何とか1600想定で差しで勝った 時が経ち多くが「使いたくて使った」と思ってるそこで印象がガラリと変わってるはず」
「一般的な印象 「ダノンファンタジーはファンタジーS使ってるじゃん」 「短い方がいいんでしょ、やっぱりスプリンターなんだよ」 http://www.radionikkei.jp/keiba/post_16269.html … そこが競馬の分かれ道 オークスでもこの話は再燃するはず ファンタジーS勝ってる馬がオークスなんてこないよてね」
「ダノンファンタジーとグランアレグリアはアリとキリギリスに例えれそう(笑 コツコツ歩むダノンファンタジー、一発ででっかいところを狙うグランアレグリア 結末は・・・」
このように評価していた、ここで書けばよかったのだが
とにかくダノンファンタジーは名牝級の馬なのである
クロノジェネシスが猛追してダノンファンタジーが精一杯走ってぜーぜーはーはーと凌いだ、抑え切ったように見える
だがそれは真逆なのである
ラップに詳しい人が分析した結果クロノジェネシスはゴール前ラスト1Fラップを大きく落としている
ダノンファンタジーはクロノジェネシスの脚色を馬自らの頭で考え伺いながら
「クロノジェネシスに差されない程度の脚を余裕を持って使っていた」のである
これほど衝撃的な話があるであろうか
3歳とはいえまだうら若き乙女、その乙女が「ゴール板を始め競馬を完全に理解していたのだ」
「こうすればゴール板を1着でゴールできそれが今のやるべきことだ」ということを理解している
これが「名牝級の4連勝馬の真実なのである」
彼女の本当の素晴らしさはそこにある
G1を勝つ馬はよく賢い馬だと言われるが
本当に知的な馬で雰囲気が素晴らしい
往年の名馬たち
このところの競馬ファンは末脚や上がりの速さだけに
注目している人が多い
だが走っているのは何百年もの歴史を持つ馬なのだ
馬を知ることで予想に役立つことは多い
馬を顔を見てイメージすること、それがより競馬への理解を深める
そして競馬はより楽しくなるのだ
彼女の美しさ・素晴らしさにこれからも酔いしれたい